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【考察】自分なりに起業家と会社員を比べてみた


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今回は、僕なりに起業家と会社員を比べてみようと思います。

起業家というのは、事業を開始した人を指して、初代社長ということです。

会社員というのは、経営者の下で従業員をしている人のことです。

経営者と会社員という言い方もできます。

 

今回のテーマである、起業家と会社員を比べてみた。

先に言っておきますが、突き詰めてしまうと、判断は自分の考え方によります。

 

 

 

綺麗には比べられません。

だからといって、自分にとって、比べられないわけではありません。

自分にとって起業家(個人事業主を含む)と会社員のどちらが将来性があるのかを比べればいいと思います。

自分にとってというのは、夢などの目標、安定性、金銭面、生き方、性格などに合ったものを選ぶということです。

 

僕的には、以下の基準で決めています。

1自分にとって、起業家と会社員はどちらが自分の性格に合っているか?

2自分にとって、起業家と会社員はどちらが目標を達成しやすいか?

3自分にとって、起業家と会社員の給料はどちらが高いか?

 

1自分にとって、起業家と会社員はどちらが自分の性格に合っているか?

僕自身、人のために働きたいと思っていますが、自分を犠牲にするつもりはありません。

自分に取って重要なことは、目標を達成すること、時間を有意義に使うこと、仲間を大切にすること、楽しいこと、自分にストレスがかかり過ぎないことです。

 

自分にとって楽しいというのは、

・考えて考えて実行して、目標を達成すること。

・失敗を重ねてようやく目標を達成すること。

・仲間と一緒に目標を掴み取ること。

・自分の仕事に対して、高評価をもらえるということ。

・自分の所属しているチームに高評価をもらえること。

です。

 

こう考えてみると、会社員の方が、上司やまわりの仲間も近くにいるので、評価も受けられるし、チームプレーもしやすい環境です。

けど、自分が純粋にやりたいことができる機会は少ないと思います。

なぜなら、自分のやりたいことをする前に、政治をしなくてはいけません。

人の顔色を伺ったり、根回しをしたりと、やりたいことをするエネルギーがとられてしまいます。

そうなると、相当バイタリティーのある人でないと自分のやりたいことをするのって難しいのではないでしょうか。。

 

2自分にとって、起業家と会社員はどちらが目標を達成しやすいか?

 

自分自身のことを管理できない人の場合は、会社員の方がいいでしょう。

目標を達成するためには、計画を立てて、実行しなくてはいけません。

会社員は、大まかな計画は上司や会社が決めてくれます。

よって、会社員自身に高い自己管理能力がなくても、会社の中である程度の実行力を発揮することができます。

しかし、起業家の場合は自分自身を管理できなければ、計画を立てたとしても、実行することができません。

 

目標の達成のしやすさは、政治をしなくてもいいということにも繋がります。

*営業、広告の範囲では、政治力が必要になってくると思います。

 

政治へのエネルギーをそのまま自分のやりたいことに活かせます。

さらに、僕自身、やりたい目標、チャレンジしたいという欲求と自分を管理できるという自信があるので、起業家が向いていると思っています。

 

 

3自分にとっては、起業家と会社員どちらが収入が高いか?

自分に取っては、どちらが収入が高いかという問題は、純粋に金銭のみでは判断ができません。将来的な可能性もあるし、健康的な観点からどちらが向いているかという判断も必要になります。

数字を交えながら、考えていきたいと思います。

 

単純な収入面で言えば、日本の給料は年々減少傾向にあります。

以下に日本の平均年収の推移を掲載しました。

 

 
年度(平成)
平均年収
7
457
8
461
9
467
10
465
11
461
12
461
13
454
14
448
15
444
16
439
17
437
18
435
19
437
20
430
21
406
22
412
23
409
24
408
25
414
26
415
 
 
これから確認できることは、日本の平均年収の大きな流れは、平成7年から平成26年まで右肩下がりであることです。
平成7年の平均年収が457万円
対して、平成26年の平均年収が415万円です。
最近の20年間で平均年収が、42万円下がってしまいました。
 
今後の流れを考えると平均年収は、横ばいかさらに下がっていくという見方ができます。
 

 

特定の職業は、機械に奪われ始め、就職活動時は世界中の人々と比較されることがスタンダードになっていくのではないでしょうか。

そんな中で、就職活動や営業成績などの競争をしなければいけないので、とても厳しいものになるでしょう。

 

国内専門の企業であっても、海外とのやりとりがさらに普及すると思います。。
もちろん、日本のように内需がある程度大きくて、個人に能力さえあれば、生活に困らないほどの給料はもらえるはずです。
だからと言って、国内でみんなが働けるかといったらそんなこともないはずです。

 

なぜなら、国内の雇用先の絶対値は減っていくと予想できるからです。

 

 

 

 

次に会社員の年齢・性別平均年収を見ていきます。

 

 

年齢 男性 女性
70歳以上 359 204
65〜69歳 389 201
60〜64歳 477 227
55〜59歳 632 270
50〜54歳 656 291
45〜49歳 629 290
40〜44歳 564 290
35〜39歳 502 293
30〜34歳 446 301
25〜29歳 378 297
20〜24歳 265 231
19歳以下 157 104
平均 514 273
男女計平均 415 415

 

*平成26年のデータを参考にしています。

引用元は、こちらです→

http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2014/pdf/000.pdf

http://nensyu-labo.com/heikin_nenrei.htm

*また上記の数字は、あくまで平均の数字ということで参考にしてください。

 

 

男性と女性の収入には大きな差があります。

男性は年齢が上がると、年収が増えます。

さらに、男性の平均給料は、514万円です。

対して、女性の場合は、ほぼ横ばいでほとんど増えません。

さらに、女性の平均給料は、272万円です。

このデータを見る限り、男性と女性の給料の格差は約250万円程あることがわかります。

 

 

次に、勤続年数別平均年収(5年区切りごと)を見ていきましょう。

 

勤続年数 男性 女性 合計
1~4 360 225 294
5~9 456 263 371
10~14 527 283 424
15~19 597 333 500
20~24 671 366 577
25~29 722 378 624
30~34 739 401 651
35歳以上 611 300 531
平均 514 272 415

 

*平成26年のデータを参考にしています。

 

引用元は、こちらです→

 

http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2014/pdf/000.pdf

http://nensyu-labo.com/heikin_kinzoku.htm

 

こちらを見てわかるように、日本では勤続年数と平均年収の相関関係があることがわかります。男性と女性ともに勤続年数と平均年収の相関関係があります。

 

新入社員から退職までしっかり勤め上げると年収は最終的に新入社員の約2倍になることがわかりますね。

 

つまり、長く勤めれば務めるほど給料が高くなります。

 

では、現実問題として、実際に長く務めることは可能なのでしょうか?

 

ということで、学歴別に卒業後3年以内の離職率の推移を確認してみましょう。

(昭和62年〜平成26年まで)

中学卒

 

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高校卒

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短大等卒

 

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大学卒

 

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*(注)事業所からハローワークに対して、新規学卒者として雇用保険の加入届が提出された新規被保険者資格取得者の生年月日、資格取得加入日等、 資格取得理由から各学歴ごとに新規学校卒業者と推定される就職者数を算出し、更にその離職日から離職者数・離職率を算出している。 3年目までの離職率は、四捨五入の関係で1年目、2年目、3年目の離職率の合計と一致しないことがある。

 

引用元はこちら→http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/24.html

 

これらの離職率を比べてみると、中学卒の離職率が高いことがわります。

3年目まで調査できている最新のデータである平成24年の中学卒の離職率は、65.3%。

100人で約65人も仕事を辞めていると考えることもできます。

 

高校卒と短大等卒は、ここ8年ほどでは、大きな差はないが、約40%となってます。

100人に約40人です。

 

大学卒が一番離職率が低くなっています。ここ8年ほどでは約30%となっています。

100人に約30人です。

 

給料という観点から見ると、勤続年数と平均年収の相関関係がわかっているので、離職率が低い業種、企業に就職すれば、安定して年収のアップが見込めるでしょう。

 

しかし、今回のデータは新卒から3年までのデータです。

現実的には、それ以降にも家族・病気・仕事などの影響で離職の可能性もあります。

そうなると、勤続10、20、30年というのは、なかなか難しいことではないでしょうか。

 

次に事業所規模別の離職率を見てみます。

 

 

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これを見てみると、離職率を上げているのは、小規模の事業所だということがわかります。

50人以下の小規模の会社に就職すると離職率が高いので、会社を辞める可能性が高まります。

1000人以上の大企業に就職することができれば、離職率も低くて、とても安定して年収を上げていくことが可能かもしれません。

 

 

 

 

まとめ

今回は、起業家と会社員のメリットとデメリットを数字を交えながら、根拠付けて説明しようと思いましたが、全然できませんでした。

比べた感じに書いてみましたけど、客観的な根拠としては、成立しませんでした。

 

結局、一番の根拠は自分の内面だと思います。

ただ、起業家というのは会社員よりもリスクを背負います。

起業家で年収1000万だろうが、2000万だろうが、起業家が背負っているリスクに比べたら、安いもんでしょ。むしろ、安すぎだわ。。。って思います。

会社員で年収が1000万、2000万の方がよっぽどリスクが少なくて収入の高い方法です。

賢い人や社会的に適合できる人は、会社員の方が断然お得だと思いますよ。

起業家は、社会不適合者や夢や目標がある人がなるものだと思います。

 

結論としては、これがいいのかな。

起業家と会社員は客観的な比較ができませんでした。

起業して具体的になりたい自分がある人はやればいいし、好き嫌いで判断してください。

 

根源的なやりたいとかやりたくないっていう感情は、自分で消化していくしかありません。 

 

そして、今回の反省点はテーマの決め方がまづかったですね。

記事を作成する前に、観点を整理して、観点を統一して、比べるべきでした。

今回のを反省に今後の中国に関する記事を上げていきます。