メーカー仕入れとは?
メーカー仕入れとは何でしょうか。こちらの言葉はウィキペディアなどのネット系辞典では定義が乗っていないため、いくつかの事例をもとに定義を行っていきたいと思います。以下に事例をリストアップしていきます。
・商品を製造しているメーカーから商品を直接仕入れて販売すること
・せどりメーカー仕入れ
・店舗仕入れではないもの
ということで、もう定義するまでもないかもしれませんが、メーカーから直接商品を仕入れて販売するビジネスのスキームのことを指します。
- メーカー仕入れとは?
- ビジネスフローとは?
- ビジネスモデルは?
- どういった成功事例があるのか?
- メーカー仕入れの失敗事例
- メーカー仕入れは個人でもできるのか?
- メーカー仕入れのメリットデメリット
- まとめ
ビジネスフローとは?
これもせどり同様に非常にシンプルです。
メーカー→販売者→購入者(様々な販売媒体と通して)
となります。せどりと違う部分で言うと、仕入先が商品レベルではなく、メーカーと会社単位となっていることです。
ビジネスモデルは?
このビジネスモデルも原則は「安く買って、高く売る」ということです。
ただし、単純なせどりとは異なり、仕入れる商品数に大きく違いがあります。そのため、一定の販売力と目利きが求められます。
したがって、想定されるKPIは下記なのかなと思います。
・粗利率
・在庫数
・在庫回転率
これらを管理することで最終的には利益につながるのではないかと思います。
どういった成功事例があるのか?
下記のような成功事例があるようです。(エビデンスなし)
・月商700万円 収入130万円
(参照:https://www.sedori-pacchan.com/dennousedori/7741/)
・年商2億2000万円 収入不明
(参照:https://syokuhin-sedori.com/taidan/)
・月商3500万円 月収不明
あくまで、仮説ではありますが、通常のせどりよりはトップラインが上がっています。(全然調査はしていません。簡単にリストアップしただけです)
メーカー仕入れの失敗事例
典型的な失敗事例は下記の通りかと思います。
・採算の合わない商品を仕入れた
・メーカーが独占販売している商品を仕入れた
・Amazonで出品できない商品を仕入れた
・売れていないのに仕入れた(価格差のみに着目)
・出品した商品の競合が多すぎた
・不良品を仕入れてしまった
・Amazonが参入してきた
・出品者が増加してきた
・送料で利益を失ってしまった
そのほか細かい失敗事例は大小様々あると思いますが、以下にリストアップしていきます。この典型的な事例を避けて事業展開すれば一定の事業レベルにはなるんじゃないかなと思います。
メーカー仕入れは個人でもできるのか?
結論として、個人でもできるようです。ただし、メーカーによっても法人のみを受け付けているところがあったりするため、メーカーの方針次第では個人NGという場合もありますが。。。
メーカー仕入れのメリットデメリット
メリット | デメリット |
・仕入れ先が安定する(やり方次第で) ・理論上、最も安い価格で仕入れられる ・継続的な仕入れが可能になる ・販売量を増やすことができる |
・比較的競合が参入してきにくい ・ロットが大きいため、在庫リスク高い ・一定の現金が必要 ・一定の信用力が必要 |
まとめ
単純なせどりよりは構造上、安定したビジネスができそうです。しかし、小売りというビジネスの特性上、扱う商材によって環境の変化をもろに受けるものがあるでしょう。とはいうものの、そんなことは当たり前なので、言及しないことにします。
他方で、ものすごく感じることはどの商品を仕入れるのが良いのかといった目利き部分がせどりないしメーカー仕入れにとっては非常に重要になるポイントなのではないかと思いました。というか、これがこのビジネスの成功要因なんじゃないかなと思います。このポイントを押さえた上で、KPI管理して運営して言うのがベーシックなビジネスかなとも思いました。以上、簡単ではありますが、メーカー仕入れについてでした。