中国の通貨元とは?
中国人民銀行が発行する通貨のことを言います。
通称はRMB(Ren min bi)と言われています。*中国語の場合は、【人民币】
英語では、CNY(Chinese yuan)とも言われています。
話し言葉では、块(kuai)と言われる。
商店やインターネット通販のサイトなどでは、¥と表記されます。
通貨の種類
紙幣は、1分・2分・5分・1角・2角・5角・1元・5元・10元・50元・100元
があります。
しかし、実際には1分・2分・5分・1角・2角までの少額紙幣を目にすることはほとんどありません。
硬貨は、1分・2分・5分・1角・5角・1元がありますが、
1角より少額の硬貨は見たことがありません。
人民元の制限
以前は、固定為替相場制を導入していました。
しかし、近年は管理変動相場制へと変わりました。
現在も管理変動相場制です。
自国の産業などを守るために外貨の流入は促進していますが、自国通貨の流出は防ぐような制度があります。
日本円から人民元への両替方法
外国のお金(外貨)から人民元への両替はとても簡単にできます。
各国の持ち出し金や海外送金のルールなどは確認したほうがいいですが、
普通の生活をしている間は、国内投資を奨励しているということもあり、中国側での規制は特にありません。
人民元から日本円への両替方法
こちらの場合は、中国側の規制がかかってしまいます。
外貨から人民元に両替した場合は、原則として貿易などの実需に基づく両替のみが認められています。
中国人であれば、5万USDまでが両替可能になります。
外国人の場合は、両替をしたときに受け取る「両替証明控」(有効期限半年)を必ず銀行窓口に提出しなければいけない。
日本や香港では外貨両替に両替証明は必要ないが、中国では必要です。
まとめ
中国でビジネスをする場合は、様々な部分で問題にあたると思っていたが、基本的なお金の部分で思わぬ壁があったことに気づくことができた。
なぜなら、中国で商品やサービスを販売した場合、元での回収になる。
それを日本円や他の外貨などに両替して、資金を回転させる場合、中国の規制がとても厄介なものになっている。
仮に中国で商品を販売して、お金をどのようにして両替するかも探ってい行きたいと思います。