中国の入国に必要なビザの種類
日本人が中国に行く場合、15日以内ならビザを取得する必要はありません。
しかし、それ以上の滞在になるとビザの申請が必要です。
中国ビザは16種類あります。
以下に簡単に書き記していきます。
査証種類 |
申請者範囲 |
C(乗務) |
乗務で訪中する国際列車や航空機の乗務員,船員,及びその家族 |
D(定住) |
永住居留権を持つ人員 |
F(交流,訪問,視察) |
交流,訪問,視察等 |
G(トランジット) |
トランジット |
J-1(常駐記者) |
常駐(居留が180日以上)の外国常駐記者 |
J-2(臨時記者) |
短期取材(居留が180日以下)の外国記者 |
L(観光) |
観光 |
M(商務貿易) |
商用,貿易活動 |
Q1(親族訪問) |
中国在住の中国人親族家族(配偶者,父母,子女,子女の配偶者,兄弟姉妹,祖父母,孫子女,及び配偶者の父母)を訪問,又は中国永住居留権所持者の外国人(配偶者,父母,子女,子女の配偶者,兄弟姉妹,祖父母,孫子女,及び配偶者の父母)を訪問 |
Q2(親族訪問) |
短期(居留が180日以下)で中国在住の中国人家族,又は 中国永住居留権保持者を訪問 |
R(人材) |
中国が必要とする外国人高度な人材,専門分野の人材 |
S1(個人目的) |
中国で就労,留学等の理由で滞在をしてる配偶者,父母,18未満の子女,配偶者の父母,及びその他私的理由により中国に居留中の人員を長期(180日以上)訪問 |
S2(個人目的) |
中国で就労,留学等の理由で滞在をしてる配偶者,父母,18未満の子女,配偶者の父母,及びその他私的理由により中国に居留中の人員を短期(180日以下)訪問 |
X1(留学) |
長期留学(180日以上) |
X2(留学) |
短期留学(180日以下) |
Z(就労) |
就労 |
留学するときに使うのは留学ビザ
X1かX2かの申請は、自分の留学期間によって決まります。
申請には、パスポート、入学証明書などが必要です。
入国前に申請しなければならないので、事前に申し込み書類は揃えた上で申請を行ってください。
ちなみに、2週間以内の留学の場合は、特別なビザは必要ありません。
留学ビザで入国した場合は、基本的に中国国内でのアルバイトやビジネスは禁止されています。場合によっては、追放という形で再入国ができなくなる場合もあるようです。
各種必要書類に関しては、こちらを御確認ください。
日本にある、中国大使館に行って申請することができます。
代行業者を通して申請することがもできますが、自分でちょっと時間を使って申請するだけなので、無駄なお金を支払わなくて済みます。
まとめ
最近は、ビザの発行の基準が徐々に緩和されてきています。
今まで中国以外の国で2年間以上の就労経験がなければ、中国の就労ビザはとることができませんでした。
しかし、去年に中国の大学以上の学位があれば、就労経験が無くとも、就労ビザが取れるようになりました。
まだまだ、規制の多い国ではありますが、徐々に開けてきています。
今回は中国ビザの種類にしか触れませんでした。
ビザに関しては、不安を抱えている人が多いと思います。
自分も実際に困りました。
ビザ関連の情報もまとめて発信していけたらと思います。