今週のお題「年末年始の風景」
西暦の年末年始を中国で初めて過ごしました。
その時に感じたことを書いていきます。
僕の学校では、12月31日まで平気で授業がありました。
期末テストは1月4-6日まであります。
年末年始は、中国に来た留学生にとっては憂鬱な日々かもしれません。
そもそも、僕自身が年末年始をあまり意識していないので、周りの人が不思議に感じました。
では、僕が不思議に感じたいくつかのことを紹介していきます。
年末をまったく意識しない。。。
先ほど、上で書いたように中国では年末を意識する機会がとても少ないです。
基本的に中国-上海での年末年始は春節として考えられています。
そのため、西暦の年末年始でも平気で授業がある学校があります。
年末年始には日本では、ショッピングセンターや街の飾りが正月のような雰囲気を醸し出してくれます。
しかし、中国の上海ではショッピングセンターや街の飾りが少しはありますが、日本よりは圧倒的に少なくて、年末年始の雰囲気を感じることができません。
だから、上海では、年末を意識する機会がとても少ないです。
外灘に人が多く集まると思っていたが。。。
年末年始を意識することはあまりないのですが、
中国人の若者や留学生の人々はやっぱり、年末年始は特別なイベントとして捉える人もいます。
ここ数年で年末年始は外灘に人が集まるといったことがあります。
しかし、今年は年末年始の一週間前から外灘の方で電光掲示板の付いたトラックが、「年末年始は特別な活動はありません!」というメッセージが表示されていました。
電車も夜8時以降は外灘の近くの駅で降りることができなくなっていました。
これは、去年の外灘での事件の再発を防ぐ目的で行われていたはずです。
実際、特別な活動はありませんでした。
そのため、外灘に人々でごった返すということは今年は無かったみたいです。
上海人は外灘に集まっている人を田舎の人として見ている
上海の人は年末年始を外灘に行くことを嫌っています。
年末年始に外灘に行く人は、上海人ではなく、田舎者として思っているみたいです。
上海人は、年末年始は家やオシャレなバーなどで過ごすようです。
人混みがあまり好きではなく、他の省から来た人たちと同じようにまとめられることを嫌います。
そのため、上海人はプライドが高く、他の省の人々とあまり接点を持たいないことから、他の省から嫌われているランキングで上位に入ってます。
外国人には開放的なイメージがある都市が、国内人には閉鎖的なイメージがある都市であるというのは、とても印象的です。
まとめ
中国で生活して様々な人々とコミニケーションをとっていると、
中国という国は、ひとくくりでまとめられないことが良くわかります。
今回の、上海人に対しての外国人の持つイメージと国内人の人が持つイメージが違うように、外から中国を見るのと内から中国を見るのでは全く違います。
実際の中国を知るためには、外からではなく内から見る必要があることを改めて感じました。