企業の価値を提供しているのは顧客つまり人である。その顧客つまり人のある悩みを企業が解決したとする。しかし、この動き自体は新たな悩みを生み出す動きに他ならない。例えば、世界に人口10人の村と2つの企業があるとする。この村には5人ずつ一つのグループになっており、AグループとBグループがある。企業もA企業とB企業が存在する。前提条件として、村のグループはそれぞれ自由に企業が選択できるが、たまたまA企業はAグループとB企業はBグループと関係が良好であったとする。また、商品の価格に差はないとする。以上の条件をもとに考えを進めていきたい。
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