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Narumi Yamauchiのつぶやき

考察とかを発信していきます

【要約と感想:犬飼ターボ「星の商人」】

マインド 読書

今日ご紹介するのは、犬飼ターボの「星の商人」です。

 

先に、犬飼ターボの簡単な紹介をします。

犬飼ターボは24歳で起業して失敗、その後、他の成功者のアドバイスを聞いてアドバイスを忠実に再現して成功を収める。

ここでいう成功とはお金を稼ぐことと同時に、精神的に幸せであることを指す。

 

「星の商人」はレキという青年が湾岸都市という場所で大商人になっていく物語です。

 

この物語の概要は大きく分けて2つに分けられます。

1導入期

2成長期

 

1導入期

善と悪のメンターの存在を知り、主人公のレキは善のメンターを信じて、友人のスタムは悪のメンターを信じた。

善のメンターとは、富や知識を共有することで、お互いが精神的にも物質的にも豊かにれるという考え方を持っている。

逆に、悪のメンターとは、富や知識を独占しなければ、自分が精神的にも物質的にも豊かになれないという考え方を持っている。

主人公の成長の仕方は、成功者にふさわしい人格者を見つけて、見つけた人格者の成功とは何かを知り、その人格者の成功を助けて、成功を仕組みで共有するというもの。

物語の中では、友人のスタムとの比較が特にされているわけではないが、自分なりに比較してみるとすると以下のようになるだろう。

スタムの成長の仕方は、自分にとって邪魔な人を見つけて、見つけた邪魔な人の成功を邪魔して、自分の成功を独占するというものだ。

主人公と友人スタムが以上の知見を手に入れるまでの道のりを導入期とします。

 

2成長期

1導入期で知った後に、実際に行動して結果を得るまでの道のりを成長期とする。

基本的に友人スタムの話はなく、主人公のレキの話に終始する。

主人公のレキは、知見を得た後、問題解決に奔走する。

問題は大きく分けて3つに分けられる。

・ビジネスの効率化

・ビジネスの拡大方法

・妨害行為の解決

これらを順番に解決していきながら主人公のレキは大商人になる。

比べて、友人のスタムは大商人になれずに終わってしまう。

ここまでを成長期とします。

 

 

感想

「星の商人」では何種類かのビジネスの方法が述べられているが、最も考えさせられた内容は価値観に関してです。

 

当たり前ですが、価値観は人それぞれ違います。

それぞれの人の価値観に対して、正解とか間違いという判断はできません。

 

ただし、正解とか間違いという次元では量れないが、精神的にも物質的にも豊かになるという視点で考えてみるとある価値観は良いか悪いかという判断ができるようになります。

 

そんな中で成功するか失敗するかというものを決める最も根源的な原因は、ビジネスモデル・マーケティング・販売などのビジネスの方法ではなく、価値観であるのではないかと感じた。

 

つまり、僕の考え方だと

価値観の違いだけで主人公のレキは成功し、友人のスタムは失敗しました。

その価値観は、競争が良いものか・共存が良いものかという考え方です。

友人のスタムは競争を良いものと考え、主人公のレキは共存が良いものという考え方です。

 

競争とは自分が人よりも上に立つ、優位になるという考え方で集団の中で一番を目指す考え方です。

それに対して

共存とは自分が人の役立つことをして、知識やモノを共有し、協力して生きていくという考え方。

 

もっと詳細に競争と共存を比べてみようと思います。

まず、物質面から比べてみると

競争は成長速度が速く短期的に利益も出すが、衰退の速度も速い。

共存は成長速度が遅く長期的に利益を出し、衰退の速度は遅い。

次に、精神面から比べてみると

競争は自分以外がある分野で優位になってはいけないという考え方なので、他人を信用できず、周りからも信用されない。

また、相手をどうにかして自分より下にする方法・自分を相手より上にする方法を考えるので自分自身の能力向上に注目しにくくなる。

共存は自分以外がある分野で優位になってもいいという考え方なので、他人を信用して、周りからも信用されることができる。

また、相手にとって自分がどう役に立つかを考えるので、自分自身の能力向上に注目し易くなる。

 

だから、

競争は孤立を招き、物質的に短期的利益を得ても精神的に豊かになることはできないので、物質的にも精神的にも豊かになりたいなら、共存という価値観を重視した方がいい。というのが僕の考え方です。

 

ここまでは筆者の意見に賛成ですが、以下の部分は反対です。

「星の商人」には、「この世の富とは限られたものではなく、無限である」と言っています。

ここでいう富は、拡大解釈すると人・モノ・カネ・情報・時間などの資源とも考えることができます。

確かに考え方としては、無限に資源があると考えていいと思うのですが、現実的に地球上では資源は有限です。

 

だから、「資源(富)は、精神論では無限だと言っていいです。ただし、現実の問題に対しては有限である。」と説明をしないとおかしなことを言っている人になるのではないかと思いました。

 

この本は、ビジネスの知識を学ぶのではなく、ビジネスに対しての価値観を学ぶ本だと思います。

 

以上が「星の商人」の要約と感想になります。

まだまだ要約と感想(書評としたかったが内容が追いつかず断念)のレベルは低いですが、少しづつインプットとアウトプットの流れを体系化していきたいと思います。

今回の反省は、小説の構造と要素をまとめることを怠ってしまいました。

後付けで意識しましたが、どうもうまくいきませんでした。(反応でブログを書いている感じ)

はじめに構造と要素をまとめる必要がありそうです。

今回の反省を次に活かしていこうと思います。